フェムテック・フェムケア商品紹介①~吸水ショーツ~

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本日よりフェムテック/フェムケアにまつわるカテゴリーや具体的なオススメ商品について順に説明して参ります!
初回は最近にわかに注目されている「吸水ショーツ」からご紹介いたします。

「吸水ショーツ」とは?

それでは早速「吸水ショーツ」とはいったいどのようなものなのか?という紹介に入ります。
吸水ショーツとは、生理用品がなくてもショーツ自体が水分を吸収してくれるショーツのことです。
はくだけという手軽さや、繰り返し使えることから環境にも優しいということで徐々に注目が集まり、今では多くの吸水ショーツが販売されています。

吸水ショーツと似た商品で「サニタリーショーツ」もございますね。
違いとしてはサニタリーショーツはクロッチ部分が二重になっていてナプキンの羽がしまえるようになっていますね。つまりナプキンをつけることを前提としています。
さらに肌側のクロッチはだいたいが防水加工されているので、汚れが落ちやすくなっています。
これに比べ吸水ショーツは4層以上の吸水パットがついており、ナプキンをつけなくてもナプキン数枚分の吸水が可能となっている点が挙げられます。
もちろん経血の量が多い方はナプキンとの併用も出来るようになっております。

「吸水ショーツ」のメリット

吸水ショーツのメリットはとってもたくさんあります!
★先ずは「はくだけ!」という手軽さです。
「そろそろ生理来るかな?」って時に履いていればあわてることもありません。
また、生理が終わる頃にもナプキンをムダにすることもなく、ただ「はくだけ」で良いのは心強いですね。

★次に、お肌に良い!ということです。
生理用品には有害物質が含まれるものがあったり、また摩擦でデリケートゾーンにダメージを与えることもあります。ムレによる湿気や摩擦は雑菌の大好物!かゆかゆになるのもこのような影響からです。
それに比べ吸水ショーツはオーガニックなものが多く、ひと昔前の生理パンツとは違いゴワゴワ感もなくスタイリッシュなものも多くなっています。
吸水ショーツに変えてかゆみやかぶれが収まったという方や、ひいては生理が軽くなったという声もあるのでお肌の健康に役立つアイテムだと言えそうですね。

★次のメリットは交換の手間がかからないという点です。
トイレになかなか行けない環境を想像してみるとお分かりだと思いますが、漏れやニオイなどの不安がつきまとうと思います。
その点、吸水ショーツだと(吸水量のタイプにもよりますが)、半日もしくは1日はいていても大丈夫なものもあるほどです。
交換の煩わしさから多少なりとも開放されるというのは間違いなくメリットに入ると思います。

★他にもたくさんあるのですが要点だけご紹介しますと、
 ・荷物がかさばらない。
 ・災害時に役に立つ。(ナプキンを買いに行けない、売り切れている場合、避難所生活など)
 ・何よりも繰り返し使えるので経済的!
 ・ゴミが出ないので環境にも優しい。
 ・初潮を迎える娘さんも活用できる。
 ・産後の尿モレなどにも対応できる。
などなど。メリットはとても多いと思います。

「吸水ショーツ」のデメリット

さてさて、吸水ショーツの良さばかりご紹介しましたが、もちろんデメリットだと感じる部分もあります。次にデメリットを見て行きましょう。
★まず最初に挙げられるのが「洗うのが面倒くさい!」ということでしょう。
ただでさえ生理中はつらいのに洗うなんてめんどくさい!もしくは経血を見たり触れたりするのが苦手という場合もあると思います。これがデメリット筆頭候補ではないでしょうか?
対策としてはシャワーを浴びながら足でフミフミと踏み洗いをしてみて、つけ置くなどすることによって多少はめんどくささが軽減されるかもしれませんね。

★次に挙げられるのは「初期費用が高くつく」という点ではないでしょうか?
当然ながら生理期間すべてを吸水ショーツでまかなおうとすると、複数枚のショーツが必要となります。数千円のショーツ複数枚となるとためらいが生じるのも無理のないことですね。
繰り返し使えるのでトータルでは安く済む!自分の健康のための投資!と思って先ずは1枚から、そして生理用品との併用から挑戦してみてはいかがでしょうか?

★次に、「漏れるか心配」という点もあると思います。
100人いたら100通りの生理があると言われているので、経血の量も個人差があるでしょう。
先ずは生理が始まる頃や終わる頃から試してみて慣れながら不安を解消できればいいですね。

その他にも、少しだけ厚みがあるため洗濯後に乾きにくい問題や、汚れが落ちているか分かりにくい問題、経血を吸収したショーツを履くのに抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれません。
洗濯後は上下反対に干す、濡れ戻しの少ない種類を選ぶなどの工夫が必要かもしれませんね。
デメリットも結構なボリュームになってしまいました。笑
一応、対策や考え方も述べたつもりなので先ずはお試しあれ!

吸水ショーツの吸水量や洗い方など

◇ひと言で「吸水ショーツ」と言ってもその種類や吸水量もさまざま。
昼用のナプキンが5ml程度の吸水量とした場合、ご自身がどれくらい交換されるかによって吸水量を選ぶのがひとつの目安になると思います。
吸水量が多いものでは100ml以上のタイプもあるようですが、あまり交換せずにタプタプとなるのも衛生的ではないと思います。
ヤクルト1本が65mlなので仮にそれだけ吸収したとした場合、結構な重さにもなりそうですね。。
例えば職場や学校にはナプキンをつけて出かけ、帰りはナプキンを捨ててショーツ1枚で帰ってくる!というような使い方も「あり」だと思います。

◇吸水量の他にも履き心地やデザインなども重要な要素になってきます。
基本は普段履き慣れているタイプを選びつつ、お肌に優しい素材のものでこそ違和感なく過ごせて吸水ショーツの良さも活きると思います。
あとは、経血の重さで少し重くなることも予想されますし、漏れを防ぐためにもジャストサイズを心掛けた方が良いでしょう。
また、何度か洗濯したあとに吸水機能が低下する商品も存在するようなので、そのあたりもご注意下さい。

◇洗い方に関しましては、①水につけてもみ洗い ②洗濯機で水洗い ③干して乾かすというのが基本となります。
ちょっと面倒でもそのまま洗濯機に入れる事のないよう注意が必要です。
少し乾きにくいですがクロッチ部分に特殊な機能や技術が含まれているタイプが多いので、乾燥機にはかけないなど、お買い上げ商品の注意事項をよくご確認ください。

FemOne取り扱いの吸水ショーツ

FemOne(フェムワン)ではTrendix(トレンディックス)の吸水ショーツを取り扱っております。
こちらの吸水ショーツはアメリカニューヨークタイムズの優秀賞を受賞したブランドとなっております。
吸水部分は4層構造で最新の技術が詰まっており、肌触りが良すぎます。
アメリカでは1度使うと離れられないファンが続出しており、韓ドラ「産後ケアセンター」のモデルとなったソウルのケアセンターで採用されるなど、アジアでも少しずつ知名度が向上しております。

また、「生理の貧困」地域への吸水ショーツを届けるなど、社会的な責任や使命感が強いブランドだという点も取り上げることになった一因です。
詳細はオフィシャルサイトに譲り割愛いたしますが、とても応援したくなるブランドです!
ショーツのスタイルやカラーも豊富なので是非ご覧ください。

Trendixオフィシャルサイト

まとめ

吸水ショーツとはどんなもので、そのメリットやデメリットにはどういったものがあるのかを中心に解説させて頂きました。
生理は「ブルータイム」とも言われ、生涯2400日前後も訪れます。
だからこそ吸水ショーツをはじめとするフェムテック・フェムケア商品でその「ブルータイム」を少しでも健康で快適な日に変えていただければ幸いです。
新しい商品や習慣で1つでも女性特有の悩みが解消されれば筆者としても嬉しい限りです。
次回は「布ナプキン」について語っていこうと思います!
またお会いしましょう♪

FemOne「吸水ショーツ」のページ

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