デリケートゾーンってどこ?~ケアの大切さについて~

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今回は最近よく耳にする「デリケートゾーン」について取り上げようと思います。具体的にどの部分をデリケートゾーンと呼び、なぜデリケートゾーンのケアが大切なのかについて解説していきます。

デリケートゾーンってどこ?

デリケートゾーンとは、外陰部と呼ばれている一帯を指します。脱毛でいうV,I,Oエリアのことです。
VIOとは、Vライン(ビキニライン)、Iライン(陰部の両わき)、Oライン(肛門まわり)のことを指します。
具体的にVラインとは、ビキニラインとも呼ばれていて、下着や水着をつけたときにはみ出てしまう部分でもあります。ちょうと「V」の形をしていますね。
Iラインとは、Vラインの下の、足の付け根の部分に沿った部分で、お尻の手前までを指します。女性器のまわりなので自分では見えにくいところです。
Oラインとは、お尻の穴のまわりのことで、見た目がOの形をしていることからそう呼ばれています。肛門を囲む部分のことを指すので、Iライン同様、自分では確認しにくい部位でもあります。

このデリケートゾーンにどういった特徴があるかというと、デリケートゾーンは薄い粘膜に覆われていて目や鼻、のどと同じように角質層が薄くとても繊細で、摩擦や刺激に弱くできているという特徴があります。
よって次にデリケートゾーンケアの大切さについて見て行きます。

デリケートゾーンケアの大切さ

とっても繊細なデリケートゾーン。
次にデリケートゾーンの経皮吸収率やpH(ペーハー)値などを見て行きます。

デリケートゾーンの経皮吸収率とpH(ペーハー)値

デリケートゾーンの経皮吸収率は、腕の内側を1倍とした場合、42倍程度と言われており体の中で最も吸収率が高い部位のひとつに挙げられます。
デリケートゾーンに直接触れる下着やナプキンの素材がとても大きな影響を与えると言えます。

次に、デリケートゾーンのpH(ペーハー)値は3.8~4.5と言われており酸性に近い部位になります。
よってアルカリ性のボディソープは汚れを落とすことは出来ますが、反面でデリケートゾーンの潤いを奪いペーハーバランスに支障をきたすことがあります。

実際に頭皮はシャンプー、顔は洗顔フォーム、口はマウスウォッシュと使い分けられていますが、デリケートゾーンはボディソープでついでに洗うことが多いのではないでしょうか?
デリケートゾーンの乾燥は様々なトラブルの原因となるため、短時間でさえ乾燥させるのは危険です。pH(ペーハー)値に合った専用ソープで洗ってこそバランスを崩さず潤いを失わない結果につながります。

デリケートゾーンケアの手順

デリケートゾーンは潤っていなければならない箇所ですが、年齢やストレスによって乾燥しやすくなります。
女性ホルモンの減少に伴い10層からなる膣壁が2層ほどになり、膣炎や膣萎縮、尿モレ、子宮脱などのリスクも高まります。
デリケートゾーンを専用でケアするということは粘液力を上げることにも繋がり、妊娠力の向上、尿モレの解消、膣カンジダの予防にも繋がるのです。

それでは実際にどのようにケアすれば良いのでしょうか?
フェイスケアをされる際、一般的に洗顔して、化粧水などで潤して、乳液などで保湿する流れになると思います。
繊細なデリケートゾーンも同じように、①洗う ②潤す ③保湿 という流れが基本になります。

①洗う:ボディソープは乾燥しやすく、お湯だけでは恥垢というデリケートゾーン特有の汚れが落ちません。よってペーパー値の合った専用ソープで洗うことが大切になります。
また、デリケートゾーンは必ず毎日洗うようにしましょう。 デリケートゾーンは蒸れやすく、細菌が繁殖しやすい場所でもあります。 毎日清潔に保つために、洗浄は必須です。
そしてタオルやスポンジを使わず手で洗うこともポイントです。デリケートゾーンの皮膚は他の皮膚に比べて、とても繊細です。 刺激が一番少ない手指で優しく洗うようにします。 その際には、爪を立てないように注意してください。
ひだの裏側は特に汚れがたまりやすい部分です。 面倒くさがらずに丁寧に洗いましょう。
最後に、洗い流す際はぬるま湯を使います。 熱いお湯では刺激が強すぎるのです。 できるだけ刺激を与えずに、きれいに落とすことを意識しましょう。

②潤す:お肌は放置すると水分が蒸発して乾燥してしまいます。薄い部位はなおさらで乾燥した肌は傷つきやすくなります。目や喉と同じようにデリケートゾーンも乾燥しやすくなっているため粘液ケアが重要です。

③保湿:トイレットペーパーやシートの摩擦や刺激はかゆみや黒ずみの原因になります。そこで重要なのが保湿ケアです。潤したあとはクリームで仕上げましょう。
特に脱毛後は刺激を受けやすい時期です。ローションやクリームでのケアが最適となります。風呂上がりは浸透が良いためお手入れにオススメのタイミングになります。

まとめ

デリケートゾーンケアの大切さについてまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
ボディソープで口の中や頭皮を洗わないのと同じように、繊細なデリケートゾーンも注意を払いケアする事の大切さがお分かりいただけたと思います。
ある大手メーカーの調査によると10代~40代の女性の92%がデリケートゾーンについて悩みや気になるところがあるという結果が出ております。
しっかりとしたデリケートゾーンケアでお悩みが解消されることを願ってやみません。

次回は、デリケートゾーンにまつわるお悩みの種類や、その解決方法、フェムワンのオススメ商品について取り上げていこうと思います。(続く)

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